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【賢い子供を育てる7の方法〜続0歳児編〜】


皆さんこんにちは

前回、脳科学に基づいた賢い子供を育てる7の方法② 〜0歳児編〜
というものをご紹介しました。

●なぜ赤ちゃんのうちから行うことが必要なのか。
●一番重要な脳の部位はどこなのか

など、賢い子供を育てる方法を知る前に必要な基礎知識となっていますので、まだ前回記事を読んでいない方はそちらを読んでからこちらを読んでみてください。

https://www.asutaneblog.com/entry/2019/10/16/世界に勝てる日本人を作る!脳科学に基づいた賢

 


今回は「続0歳児編」と「歩き始めてから編」をご紹介しようと思います。
こちらも東京大学慶應大学など、何人もの子供を超一流大学に合格させた久保田カヨ子さんの育児法になりますので
ぜひ参考にし、育児をされている方は取り入れてみてください。


【賢い子供を育てる7の方法〜続0歳児編〜】

 

1.親が「ストップ」と言ったら行動をやめる訓練をする。
これは、NO GO行動といい、前頭連合野を司っている重要な役割になります。
相当な脳の働きがけがなければ行動をやめることはできないので、前頭連合野を鍛える非常に良い訓練であると言えます。
また、この時期に積極的に行動を止める脳を訓練しなければ『危険への対処』が上手くできなくなります。

 


2.ガラガラはゆっくり使う。
音を出すためにガラガラを強く振る親がいますが、赤ちゃんは遠視のため、焦点が合わず、動きを追うことができません。
なので遠くからガラガラをだんだんと赤ちゃんに近づけ、視点がガラガラに止まったところで、赤ちゃんに合わせて静かにゆっくり動かすことが重要です。
もちろん、ガラガラでなくても全ての遊び道具でいうことができます。
これは、一点に目を集中させる『一点視』という前頭連合野を鍛えるトレーニングになります。

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3.生後1.2ヶ月のうちにストロー飲みを覚えさせる。
赤ちゃんが生まれながらに持つ吸うという反射がなくならないうちに行うことが大切です。
これにより、舌や唇の動きが良くなり、呼吸法や発音・発声の発達に大きな差が生まれます。


4.話すときは視線を合わせ、言葉と表情で伝える。
お母さんの声とともに、口の動きが赤ちゃんに見えているというのが重要です。
生後6ヶ月程経てば、「お母さん機嫌いいな〜」「笑ってくれてる〜」などの判断はできるようになります。
生まれて半年で判断できるようになるということは、「空気を読む」ということが生きるための重要な術であるといえますね。

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5.出来るだけ多くの匂いを嗅がせる。(花・納豆などなんでも)
0歳でもにおいを感じる脳の機能はすでに働いています。
さらに、においの感覚は他の感覚よりも感情の変化を伴いやすく、記憶が脳に残る傾向があります。
なので、色々なものを嗅がせるのが好ましいというわけです。

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6.とにかく紙を破らせる。
特に、紙は出来るだけ細くちぎるトレーニングをしてください。
指1本1本を器用に動かす行動を赤ちゃんという時期に行うことで、将来道具を使う時に器用さが変わってきます。


7.テレビはどんどん見せる。
久保田カヨ子さん曰く、テレビも立派な教材の一つ。
子供が強い関心を示した場面を何度も見せ、体を動かして真似をさせてみてください。
これにより、動きを真似する脳細胞、ミラーニューロンが活発に働き、学習能力が高まります。
※ただし、同じ作業を長く続けると脳の発達を阻害するので1時間テレビをみたら15分休憩するのが好ましいです。

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【賢い子供を育てる7の方法〜歩き始めてから編〜】


1.家の時計はアナログ時計に統一
これは身の回りの出来事と時間の感覚を関連づける訓練です。
3時のおやつの針の形はこう、お風呂の時間の針の形はこう というように身の回りの出来事と時計を関連つけることで記憶力と理解力が増します。
「針が6になるまでに片付けてね」であったり、「12になったらテレビは終わりだよ」ということで、NO GO行動に繋げることも可能です。

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2.0の感覚を覚えさせる。
数字的な感覚を養うために必要なことであり、久保田カヨ子さん曰く、それは目に見えない「ゼロ」の感覚を覚えさせることだと言います。
数はカウントアップするのではなく、カウントダウンして「ゼロ」の感覚を養ってみましょう。
お風呂の中で10から数えて0になったらでよう!のように活用してみてください。

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【まとめ】

前回に引き続き、続0歳の育児法をご紹介しました。
どれも、普段の生活の中で少し工夫するだけでできる内容なので、自分にできそうなものから実践してみてください。

ただどんなことを行うにしても、結局『愛情』に勝る育児はないと思います。
工夫することに囚われすぎて子供のことを度外視した育児をしてしまっては元も子もありません。
最近では虐待など心が悲しくなるニュースもありますので、今回ご紹介した内容はあくまでも普段の習慣の+αとして
捉えていただければと思います。